愛媛の冨山です。8月7日日本産業カウンセラー協会四国支部の研修として、東温市市役所で「睡眠をとおしてメンタルヘルスを考える」というテーマで研修をさせていただきました。
2時間の時間をいただき32名の職員の方に集まっていただきました。7月の上級講座で、広島国際大学 田中秀樹先生に使用を許可していただいた資料も使わせていただきました。
スタートは、「寝ているときは体温が上がっている」のような○×問題8問から。結構半分半分くらいに分かれて興味を持っていただいて始めることができました。子どもの睡眠の実態を数字で説明させていただくと驚きと「これではいかん!」という声も聞こえてきました。
「日本人の睡眠時間の推移」「睡眠の種類」「一晩の睡眠経過」「睡眠のメカニズム」「体内時計の仕組み」「光と睡眠」「食事と睡眠」
「眠気のリズムと体温の変化」「睡眠時間と死亡の危険率」「睡眠と記憶」など説明していきました。
ここでブレイク。7分間のショートナップを体験していただきました。そのあと少し体操。「寝起きの体操、眠りのストレッチっていうんですよ」と話したらこの言葉が印象的だったというアンケートをいただきました。
睡眠障害対処12の指針を解説しながら整理していくと前半の説明がより理解していただけたと感じました。
最後に睡眠の習慣のチェック。25の項目に、できていることには○、頑張ればできそうなことには△、できそうもないものには×をつけていただきました。出来そうもないことに努力するより、まず頑張ればできそうなことのなかで3つ選んでトライしてみてくださいとお願いしました。特に話したのは1)朝決まった時間に起きましょう。2)寝る前1時間のテレビ、スマホ、パソコンをやめて部屋の明かりを落としましょう。3)朝食をしっかり、夕食は少なめ、の3点でした。
質疑応答も活発で睡眠に対する関心が高いと感じました。
アンケートを取らせていただきましたが、「すぐに実行できそうなことがたくさんあった」「光や食事がこんなに睡眠と関わっているとは思わなかった」「やっぱり酒が悪かったか・・」などと書いていただいていて、これをきっかけに睡眠が改善されたといっていただける方が一人でも多くいてくださるといいなぁと感じました。
今後も今日のような研修を実施させていこうと心に決めました。
愛媛 冨山 義之
8月7日市役所で睡眠研修を行いました
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