こんにちは。愛媛の冨山です。
「サマータイム」-夏季だけ時間を繰り上げるという、これまでも浮かんでは消えてきた施策がにわかに
浮上してきています。この夏の酷暑をうけ、2020年の東京オリンピック、パラリンピックの対策として
政府・与党本格検討をはじめたということです。
報道を見ても膨大な費用がかかるのにどうするのかというお金の側面からだけの議論になっているかの
ようです。
オリンピックですから人間が行う競技にこの「サマータイム」がどんな影響を及ぼすか、オリンピック
でなくとも、人間の健康にどのような影響を及ぼすかについての情報が十分であるように思えません。
サマータイムで期待されることは一般に「省エネルギー、経済活性化」であるといわれています。
私たちの立場からすると、サマータイムの最大の問題点は、健康障害の可能性でしょう。
どのようなことが考えられるのでしょうか。
1、生体リズムへの影響
2、眠りの質への影響
3、眠りの量への影響
サマータイムの考え方は、人間が自然を支配するということなのかもしれません。人間がコントロールできる
という考え方なのかもしれません。
サマータイムに対して賛否の意見があります。この機会に、1時間、2時間の時間差がどのような影響を与えるか
について興味、関心を持ち、とりわけ「睡眠」に対する関心が高まることはいいことだと思います。
愛媛 睡眠健康指導士上級 冨山 義之