12月14日 小学校で睡眠の講演をさせていただきました

愛媛の冨山です。12月14日、松山市の小学校で睡眠についての講演をさせていただきました。
全校生徒が68名、世帯数が48世帯の小学校で、お母様8名、校長先生を含んで先生2名にお話をしました。
最初に、この小学校では10月から毎月「生活習慣チェック」として、歯磨き、早寝・早起き、食事、あいさつ、就寝時間、テレビ・ビデオ・ゲームの時間などをチェックされていて、先生から児童の生活習慣の実態について報告がありました。聞かせていただいていて、全体として健全で、少し、テレビ・ビデオ、ゲームの時間が長いかなぁと感じたくらいでした。
そのあと、「眠りをとおして子供の健康を考える」というテーマで約1時間お話をしました。
講演の概要として先生がまとめてくださっています。
□ 小学校の子どもたちにとって、睡眠は脳が発育するうえで大変重要です。
□ しっかりと眠ることで、「こころ」、「あたま」、「からだ」
が健やかに成長します。
◆ 寝る前から部屋を暗くして、明かりを半分にして眠りにつきましょう。
◆ 毎朝、同じ時間に起きる習慣をつけましょう。
◆ 朝ごはんは、毎日3品以上食べましょう。
上記のような内容を、人間の眠るしくみを説明させていただきながらお話を進めていきました。
最後に先生が次のようにまとめてくださいました。
「当たり前に考えられてきた眠り。脳科学の進歩とともに人間にとって重要な生きる営みであることが分かってきました。この講演をきっかけに、家庭でも、親子で話し合ってルール作りをするなど、できることから少しずつ改善していくといいですね」
今回の機会を与えていただいた小学校、先生、しっかりとお話を聞いてくださったご父兄の皆様に感謝です。これからも「よい眠りで日本を元気に」を旗印に、睡眠教育活動をさせていただこうと思います。

カテゴリー: 睡眠健康指導士ブログ