『睡眠健康指導士ブログ』では、全国様々な分野で活躍中の睡眠健康指導士の活動をご覧いただけます。
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睡眠健康指導士になってよかったことは、眠りについて悩んでおられる方に、自信を持ってアドバイスができるようになったことです。睡眠健康指導士講座では、多彩な視点から「睡眠」を捉えることにより、睡眠が、いかに私たちの心身や生活、社会や自然環境と影響し合っているのかを考えることができました。 講座に参加し、つながりの輪も広がりました。今後ともご指導をいただきながら、仲間たちと情報発信をしてまいります。
上級睡眠健康指導士 久富木 由紀子 先生
睡眠健康指導士講座の受講前からセミナーや取材を多く受けていましたが、受講後はこれまでの知識が整理でき、さらに自信をもって対応できるようになりました。座学だけでなく、実習が多かったのもよかったです。そして何より、実際にセミナーを行ったとき、受講されたみなさんの意識が変化していくことを感じることができ、とても充実感があります。 「ぐっすり眠る」の輪を広げ、一緒に日本を元気にしていきましょう!
上級睡眠健康指導士 快眠セラピスト/睡眠環境プランナー 三橋 美穂 先生
私が当初、睡眠指導士の初級講座を受講した目的は、お仕事にいかすことができればという気軽な気持ちで受講しました。ところが、睡眠の知識を知り、人にそれを伝えるだけで、お役に立つことを実感することができたため、さらに上級講座に進みました。広島国際大学の田中秀樹先生の許可を得て、コンテンツを使わせていただき、セミナーをさせていただくことができました。そのおかげで、セミナーが知識伝達だけでなく、実践できる内容になりました。ありがとうございます。
上級睡眠健康指導士 キャリアコンサルタント 社会保険労務士 産業カウンセラー 山田 真由子 先生
今から13年前、沖縄の睡眠検査センターに就職して以来、毎晩のように睡眠検査をし、データを解析する業務に明け暮れる毎日でした。途絶えない患者様に、もっと私に出来ることがあるのではと考えていました。7年余りの現場経験を基に、病院の大小に関わらず、睡眠障害の啓発、検査・治療の必要性を説明して回る事を理解してくれた、医療器関連会社に就職しました。 「睡眠」に関わる中で、宮崎総一郎先生のアクティブで分かりやすいご講演にまず惹かれ、やがて睡眠衛生の重要性を理解しました。日本にこれまで「睡眠」の基礎教育はありませんでした。社会における睡眠、人の体と睡眠、そして人は自然の一部であるという事実に驚きました。同時に、その事実をまずは医療現場で理解していただけたらと、機会あるごとに、離島も含めた沖縄各地でお話ししています。 「睡眠健康指導士」受講は睡眠学の最先端を研究される先生方の講義を受け、最新情報を得られる成長の場です。常に新しい情報を提供できる自分でいられることを嬉しく思っています。
上級睡眠健康指導士 南西医療器株式会社 スリープケア部 日本睡眠学会認定検査技師 山内 紀子 先生
「私たちは眠る道具を販売している街のふとんやです。 以前は売れば終わりでしたが、ここ数年来、情報やアドバイスを求められるようになりました。質のよい睡眠を取りたいと思った時、身近に相談できるところがあればと睡眠健康指導士を受講し、ここで得た情報をしっかりとお客様に伝えることができるようになり感謝されております。 睡眠健康指導士となった以上、知識の再確認、向上を常に継続していくのが大変ですが、ちょっとしたアドバイスで改善されることも多くこの講座を受けてよかったです。」
上級睡眠健康指導士 株式会社睡眠考房まつい 睡眠改善インストラクター 松井 重信 先生
私が睡眠について学ぶことになったのは、家族の「睡眠リズム覚醒障害」がきっかけでした。悩みあぐね万策尽きて滋賀医大の睡眠外来を知り受診したのです。治療を進めるうち、県教委主催の研修で、「睡眠学講座」に出逢い自分なりに試行錯誤してみました。 医療の助けも受けつつ家族は半年かけて治癒するのですが、最も効果的だったのは照明についての実践でありました。 その直後、私は、特別支援学級で自閉症の女児を担任することになりましたが、彼女には、重い睡眠障害がありました。さっそく、保護者と連携し体内時計を整えることに挑戦しました。母は、こちらの提案を受け入れ、家じゅうの照明を電球色に変え、二本ある蛍光灯を一本にし、カーテンをはずしてくれました。 そうこうするうち、朝の行き渋りも、日中の不機嫌もなくなり、視線もあうようになってきました。自閉症の特徴である極度の偏食が徐々に改善、蛋白質がとれるようになったせいか脳が活性化されたように前向きに学習に向き合え、できることが劇的に増えてきた姿がありました。学習の積み重ねにも成果が表れ、私の拙い支援の中に徒労感が減ってきたのも確かです。 誤解を招くといけないのであえて申しますと、自閉症が治ったということではなく、まさに彼女の持ちうる力を発揮してくれるようになってきたという実感でした。また、夏休みの宿題は「睡眠リズム表」にして家族の意識を高めてもらいました。 そうこうするうち、自分自身、うまれてこのかた、悩まされてきた不定愁訴が消えていることに愕然とし、私自身が自然と前向きになれていたことに気づかされたのです。 そのことから、これは独り占めするのはもったいないと思い、初級睡眠指導士に続いて上級睡眠指導士(現上級健康睡眠指導士)の認定を受けることになったのです。 それ以来、学校現場で、何度かお話をさせていただくたび、「睡眠学」の歴史の浅さゆえか、「反映の追及」のあおりか、あまりにも、睡眠についての情報が少なく、教育課程の中にもほとんど反映されていない現実を目の当たりにしてきました。 ただそんななかでも、視覚教材を使った睡眠についての話を前向きに聴いてくださる保護者は思いのほか多くあり、その反響はこちらがおどろくほど新鮮です。 なかでも、不登校気味の児童の母から「今まで親として、いいと思ってしてきたことがまちがいだらけの毎日でしたが、今日から親子で眠りにむきあって人生の歩き方かえてみます」といわれ、思わず襟をただす気持ちにさせられたことは印象的でした。 私は今も勉強をすすめるはずの学校現場にありながら、特に低学年の夏休みの宿題は、「なつの友」よりも「眠りの友」をお薦めしています。「睡眠リズム表」の子ども版です。「ぼんやり起きて宿題」を強要するより「すっきり起きなければ始まらない」ことをわかってほしいからです。 忙しくて外出もままならぬご家庭に「おでかけの予定をかきましょう」とお願いするよりも、いきていれば誰でもできる「眠り」について家族で関心を持ってもらうことのほうが長き将来にわたり有意義ではないかと考えるからです。 「睡眠リズム」こそ「よりよき人生の司令塔」「しあわせの水先案内人」なのですから 「睡眠リズムを整えることを学習させ、親なき後にも、持ちうる力を最大限に発揮できるための活きる力を培うこと」 これこそが、わたしたち大人にできうる、最初でかつ最大の仕事ではないかと、眠そうに登校してくる児童の表情に思いをはせる今日この頃です。 ※「はやね はやおき、あさごはん」ではなく、「はやおき、あさごはん、はやね」だよねと言い直してくれる子がいっぱいそだってほしいとも思います。
上級睡眠健康指導士 小学校 特別支援学級担任 今津 るり子 先生
社会の夜型化に伴い、子ども達の夜更しの問題が提起されてから久しいのですが、一向に改善されていないように思われます。私は宮城県公立高校教員を定年退職した平成14年から、地域の子ども達に講演による睡眠指導を行ってきました。講演では高校在職中に行っていたイエバエの行動研究を基に、生物時計の話から睡眠のしくみや働きを解説し、毎朝決まった時刻に起床することが何より大事だと訴えています。 私は講演活動を始めてから睡眠について学ぶ機会を求めていました。日本睡眠学会に出席した折に、滋賀医科大学の睡眠学講座が開設されていることを知り、睡眠健康指導士上級に挑戦し幸い認定書をいただきました。日本の著名な先生方から学んだ講座の内容は早速講演活動に生かしております。子ども達が本来の基本的な生活リズムを身に付け心身ともにすこやかに成長することを願って、今後とも睡眠指導を続けていきたいと思います。
上級睡眠健康指導士 元宮城県公立高校長 理学博士 相澤 信 先生
寝具の販売をしています。これまでは「布団を売る」という感覚が強かったのですが、睡眠健康指導士になってからは、お客様の睡眠向上や問題を解決するために、どのような寝具を選べば良いかという視点での接客をするようになりました。また、睡眠の質を向上をサポートするという私たちの仕事が、健康を増進するという大切な社会的な使命があるのだと気付く良いきっかけになりました。
上級睡眠健康指導士 株式会社沢田商店 代表取締役 沢田 昌宏 先生
睡眠健康指導士になって良かったことは、まず最初に自分や家族、特に子供の睡眠が良くなったことです。睡眠に関する知識は、すぐに自分や家族に実践する事 ができますので、効果的です。そして、仕事上でも非常に役立ちます。医師として外来で患者さんを診察していると、不眠、日中の眠気、夜間何度も起きてしま うなど、様々な睡眠の悩みを聞く事があります。その時に、簡単に睡眠薬などを処方すること無く、少し具体的な就寝までの行動や習慣を聞く事で、不眠症状な どを改善することができるのです。そのための睡眠学の知識を得るのには、睡眠健康指導士講座はとても役に立ちます。そして、医師にこそ受けてもらいたい講座だ思っています。
上級睡眠健康指導士 みやびクリニック 院長 仲西雅人 先生
「睡眠健康指導士上級」取得者として、アドバイスができる専門的知識習得が、いまの自分の自信になっています。 先日区役所主催の睡眠講演会を担当しました。 参加者は150名でしたが、終了後に、個人的な質問で15人の行列ができました。アドバイスに対して「ありがとうございます。」の言葉が講師冥利に尽きる瞬間でした。 私は上場企業管理職時代に睡眠障害で入院したことがあります。そのときの院長先生からの言葉、「眠りに悩む人と医療機関への架け橋」が、今後もぶれることのない私の立ち位置です。
上級睡眠健康指導士 快眠コーディネイター 力田 正明 先生